学びに、OPEN。

ストラテジックプランニング部は、クライアントの課題解決に向けたマーケティング戦略立案を行うことが主な仕事です。食品、商社、化粧品、電気機器、レジャーなど担当する業界は様々です。また、世の中の変化にともない、必要なスキルや携わる領域も変わっていくため、常に考え続けてチャレンジしていくことが求められています。

大学では、当時目標がかなり明確に決まっていたので充実した４年間を過ごせました。ルーツとなっているのは、１年間の予備校での大学浪人です。同級生たちが先に進んでいき、自分だけ取り残される孤独感を味わったことを憶えています。「何のために予備校にいるのか？誰のおかげでいられるのか？」と１年間自分に問い続けていました。いまの時間に強い意味を見出していた1年間です。現在仕事の中で、目的や意味を見出す思考は浪人時代の経験からやってくるものだと感じています。

広告業協会が主催する海外研修に参加しました。ニューヨークとサンフランシスコにある広告会社やIT会社を訪問し、世界で起こる広告業界の潮流やマーケティングの最先端を学びました。テクノロジーの進歩にともない、ビジネスの構造そのものが大きく変化していることを目の当たりにし、広告業界というスケールで大きな課題を体感した刺激的な研修でした。言い換えれば、視野を大きく広げられた研修であり、これからの業務や人生の中での大切な財産になる経験をしたのだと強く感じています。

先日、ECサイトの商品レビューを見ていた時、懐かしい記憶や感覚がよみがえってくる体験をしました。
目に入ってくる情報が多く、常に人と繋がっていたり、便利な世の中になっていますがその反面で忘れてしまっていたようなことでした。時代の変化が早すぎる現代だからこそ感じた反作用的な体験なのかと思います。そんな、懐古心をくすぐるような心の深くにある大切なものを揺さぶる仕事をしていきたいです。