課題背景:迫りくるサステナビリティ開示対応とサプライチェーンの課題
プライム市場上場企業を対象に、時価総額の大きな企業から順次、サステナビリティ開示基準の適用が義務化されます。これにより、Scope3(サプライチェーン排出量)を含むGHG排出量情報や、サプライチェーンにおける人権リスク、環境問題への対応など、非財務情報の開示が不可欠となります。大手企業、特にサプライチェーンリーダーは、自社だけでなく、取引先であるサプライヤーの脱炭素ほかESGへの取り組み状況を正確に把握し、リスクを低減するためのサプライチェーンマネジメントを構築・強化することが急務です。
しかし、多くの企業が以下の課題に直面しています。
サプライヤーに対する情報収集の有無、課題の有無
サプライヤーのESG情報収集の困難さ
支配関係のないサプライヤーからのデータ収集は非常に難しく、特に二次サプライヤー以降の情報は入手困難です。さらにサステナビリティ関連データは多様で、データ算定ルールや収集範囲が統一されていないため、正確な情報収集に時間と労力がかかります。また、協力要請しても、データの提供に数ヶ月を要したり、そもそも協力が得られないケースもあります。
データ品質と信頼性の課題
収集したデータの品質にばらつきがあり、信頼性の確保が難しいという認識が広まっています。一次データの入手が困難な場合が多く、推計値に頼らざるを得ない状況も発生しています。第三者保証を取得する上でも、データ収集プロセスの確立や内部統制の整備に時間がかかるとの声も聞かれます。
情報開示・活用に関する課題
サステナビリティ関連データの収集・集計・分析にExcelを主に使用している企業が約70%に上り、システム化が遅れています。データ項目が多岐にわたり、変化も速いため、タイムリーかつ効率的な情報収集・開示体制の構築が追いついていません。開示の対応が求められるScope3に関する排出量算定には、サプライヤーとの連携が不可欠であり、膨大な労力が必要となります。
これらの課題は、サプライチェーンリーダーが持続可能なサプライチェーンを構築し、企業価値を高める上で大きな障壁となっています。
Synesgy Premium-SCMの概略
「Synesgy Premium-SCM」は、これらの課題を解決するためにASAKOが提供する新しいサプライチェーンマネジメントサービスです。イタリアのクリフ社が開発したグローバル基準のESG評価プラットフォーム「Synesgy」を活用。ESGに関する質問を通じて、サプライヤーの環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の各項目における取り組み状況を評価・診断します。これにより、サプライチェーンリーダーは、自社のサプライヤーネットワーク全体におけるESGリスクを包括的に把握し、適切な対策を講じることが可能になります。
Synesgy Premium-SCMの特徴・強み
「Synesgy Premium-SCM」は、使いやすいESG評価プラットフォームで、サプライチェーン全体のESGリスクを正確に把握できます。サステナビリティ開示基準への確実な対応を支援するとともに、サプライチェーンのレジリエンス(強靭性)を強化し、企業価値の向上に貢献します。
サプライチェーン全体のレジリエンス強化と企業価値向上
ダッシュボードでサプライヤーのESGリスクを可視化
各サプライヤーのESG評価をダッシュボードで可視化します。サプライチェーン全体における潜在的なESGリスクを視覚的に表示し、改善領域の特定、パフォーマンスのモニタリングなどを一元管理できます。これにより、サプライチェーンリーダーはリスクの高いサプライヤーに対して集中的に改善を促すことで、サプライチェーン全体のレジリエンスを強化し、不測の事態による事業中断リスクを低減できます。
ダッシュボード
サプライチェーンリーダーのメリット
「Synesgy Premium-SCM」で得られたサプライヤーのESG評価結果は、気候変動をはじめとした環境報告やCDP(Carbon Disclosure Project)のサプライチェーン管理科目への対応にも活用いただけます。
サプライヤーにとってのメリット
サプライヤーにとっては、ESG評価結果のデータを活用し、投資家や顧客、従業員といったステークホルダーに対して、自社のESG経営へのコミットメントを明確にアピールできます。戦略的な情報開示により、企業イメージと信頼性向上につながります。
グローバルスタンダードに準拠したESG評価プラットフォーム
GRIスタンダードに準拠した高い信頼性
「Synesgy」は、GRIスタンダード (Global Reporting Initiative) や ESRS (欧州サステナビリティ報告基準) 、SDGsといった主要な国際基準に準拠した設計がなされており、国内だけでなく世界中のサプライヤーを同一基準で比較・管理することができます。これにより、より複雑なグローバルでのサプライチェーンマネジメントにおいても優れた効果を発揮します。
広範な適用実績
世界60カ国以上、合計60万社以上での導入実績を持つ「Synesgy」は、厳格なサステナビリティ基準が求められる欧州市場で豊富な実績を重ねてきました。この実績は、評価の公平性と実効性を保証し、サプライヤーに対しても評価プロセスへの納得感をもたらします。
包括的かつ効率的なサプライヤー評価プロセス
Synesgy Premium-SCM 2つのステップ
優れた操作性でESG管理を効率化
多くの工数を要していたサプライヤーのESGデータ収集、評価、進捗管理を、一つのプラットフォーム上でシームレスに行えます。担当者の業務負担を抜本的に削減し、効率的な管理体制の構築と持続的な運用を支援します。
業種特性を反映した質問設計
50~80問の質問は、GRIスタンダードやESRS、SDGsに準拠した設計となっています。業種特性を考慮しており、サプライヤーの事業内容に即した具体的な質問を行うことが可能です。これにより、画一的な評価では見落とされがちな各サプライヤー固有のESG課題を浮き彫りにします。また、自社の特性に合わせて質問をカスタマイズすることも可能です。
Synesgy証明書の発行と改善提案
評価結果「Synesgy 証明書」(認証期間:1年間)をサプライヤーに発行し、併せて各領域における具体的な「改善提案」もご提供します。「改善提案」は重要度に応じた優先順位を明示しますので、戦略的なESG 経営の推進が可能となります。
ESG対応の対外情報発信
「Synesgy Premium-SCM」では、サプライチェーンリーダーのESGへの取り組みを、月間9,000 万PVを誇るPRESIDENT Onlineで、1年間アピールすることができます。その他、認証ロゴを営業ツールや名刺などにもご活用いただけますので、企業イメージ向上と企業価値向上につながります。
FAQ:よくあるご質問
Q1.サプライヤーの費用も同じ55万円でしょうか?
A1.PRESIDENT Onlineへの掲載やASAKOの入力サポートが必要無い場合は、1年間のESG認証の費用として1社44,000円(税込)となります。サプライヤーの企業数によるお値引きのご相談も承ります。
Q2.ESG評価結果はどのように活用できますか?
A2.ESG評価結果は多岐にわたる活用が可能です。サステナビリティ報告書や有価証券報告書への開示はもちろん、投資家向けIR資料、営業資料、広報活動、採用活動など、様々な場面で貴社のESGへの取り組みと企業価値をアピールできます。ASAKOでは、評価結果を最大限に活用するためのブランディング・広報戦略もご提案します。
ASAKOの「Synesgy Premium-SCM」は、プライム上場企業のサステナビリティ開示義務化に対応し、サプライチェーン全体でのESG経営を加速させるための最適なソリューションです。グローバル基準に準拠したESG評価とASAKOの手厚いサポートで、貴社のサプライチェーンを強化し、持続的な企業価値向上に貢献します。