この記事は、ESGに関するナレッジコンテンツ「なぜESG経営が求められているのか?ESG経営の進め方を解説!」の続編として「ESG経営の実態」について示唆をまとめたものです

ESG実態調査とは

この記事は、ESGに関するナレッジコンテンツ
なぜESG経営が求められているのか?ESG経営の進め方を解説!
の続編として「ESG経営の実態」についてまとめたものです。

  • ESG経営の必要性はわかったけれど、どれくらい効果があるのかわからない
  • ESGの推進を進めたいけれど、経営層を説得できる材料がない
  • やりたい気持ちはあるけれど、優先順位が低くて進められない

こんな悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ASAKOはESGの取り組みが企業の業績にどのような影響を与えているのかを可視化するために、国内55業界のビジネスパーソン5,500 名の方に独自調査を行いました。

今回は、ESG経営に関する独自調査のデータをひもときながら、どのような影響をもたらすのかをお話していきたいと思います。

ESG実施率

ESG浸透状況

ESGの取り組みによる成果の状況

業界別ESGの取り組み実施ランキング

ESGの取り組み状況は、「積極的に実施している」企業が16.9%、「取り組みを始めている」企業が27.9%で 、44.8%の企業が実施していました。一方で、約3割は「わからない」と答えており、社内の従業員に浸透していない可能性が想定されます。

その中でも、ESGの取り組みを実施している企業が多い業界はどこなのか、55業界をランキング形式でまとめました。

ESG実施率の1位は「鉄道」、2位は同率で「銀行・信託」、「電気・ガス・水道」となっており、交通機関や金融、生活インフラなど日々の生活に密接した業界が上位にランキングされていることがわかります。

売上高

売上総利益率

営業利益率

ESGの取り組みと過去3年程度の業績傾向との関係性を見てみると、ESGの取り組みを実施していない企業と比べて「売上高 上向き:約1.9倍」「売上総利益率上向き:2.1倍」「営業利益率上向き:2.0倍」高い傾向が見られました。ESGの取り組みを実施することは、企業の業績アップに貢献できると言えます。

ESGの取り組み状況と従業員エンゲージメントの関係

続いて、ESGの取り組みを実施することは従業員のエンゲージメントにつながるのか、関係性をみてみます。

ESGの取り組みと従業員エンゲージメントの関係

すると、ESGの取り組みを実施していない企業と比べて、従業員エンゲージメントが「約1.6~約1.9倍」も高いことがわかりました。特に、「自分の仕事に対する社会的使命や志を感じている」「自分の仕事が社会に好影響を与えていると実感できている」という項目が高く出ており、サステナビリティに携わることに対して従業員もモチベーション高く取り組めていることがわかります。

継続的な成果につながりやすいESGの取り組み施策

ここまで、ESGの取り組みを実施することが、業績にも良い影響をもたらすことをお伝えしてきました。では、ESGの取り組みを実施するだけでなく継続的な成果を生み出すにはどのような施策を実施したら良いのでしょうか?
継続的な成果を出している企業が取り組んでいる施策をまとめてみました。

継続的な成果につながりやすいESGの取り組み施策

「社内配布物での取り組み発信」「自社ウェブサイトでの発信」「経営トップからの説明・発信」など社内浸透の施策が上位に挙がっています。まずは、社内に浸透させることで、従業員を巻き込むことが継続的な成果につながるのではないでしょうか。

継続的な成果とアウターブランディングの関係

しかし一方で、社外からの「好感・応援・尊敬」を得ている実感がある企業が継続的な成果を生み出しやすいというデータも出ています。

アウターブランディングと継続成果率の関係

業界平均と比べてみると、「社会から好感を持たれている」「社会から応援されている」「社会から尊敬されている」という自覚がある企業ほど、ESGの継続成果率が高いことがわかります。継続的な成果を出すには、アウターブランディングを通して社外からも「好感・応援・尊敬」を得ている実感を従業員自身が持つことが重要です。

以上のことから、ESGの取り組みもブランディングと同様に、インナー・アウターともに浸透させていくことが企業の業績を上げていく上では必要であることがわかりました。

ESG経営を推進・検討している方へ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は企業のESG経営の実態についてデータを元にお話させていただきました。ASAKOでは、ESG経営を推進・検討している方向けに、ESG経営に関するお悩みをトータルサポートする「ASAKO ESG Solution」を展開しています。
企業価値を高めていくためには、ESGに取り組んでいる背景や想いなどのストーリーを
魅力的に発信することも欠かせません。私たちは推進・開示から共感・共鳴を生み出すコンテンツづくりまでを並走し、ESG視点での企業ブランディングを全面的にサポートいたします。

  1. ESG推進を担当しているが、人手が足りなくて困っている
  2. ESG経営に関心はあるが、どこから始めれば良いかわからない
  3. 他の企業のESG推進状況を知りたい、参考にしたい

などどんなことでも結構ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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  • また記事中の技術、手法等については、今後の技術の進展、外部環境の変化等によっては、実情と合致しない場合があります。
  • 各記事における最新の動向につきましては、当社までぜひお問い合わせください。

著者プロフィール

吉田 琢磨

吉田 琢磨 (よしだ たくま)

イノベーションデザイン部

2019年アカウントエグゼクティブとして中途入社。以来、不動産・IT・教育・金融・鉄道・レジャー・官公庁など幅広いクライアントを担当。
2022年4月より経営戦略センター戦略ビジネスチーム アカウントプランナー。
一般社団法人ウェブ解析士協会公認ウェブ解析士。第54回宣伝会議賞受賞。

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