はじめに
このことは、最適なコンテンツが、最適なメディア、タイミングでしかるべき生活者に体験してもらうことの難しさ、設計業務の困難さを示していると思います。この、コンテンツとメディアの分業・分断という問題意識を一つの軸にしながら、コンテンツから考えるコミュニケーション設計について考えていきます。
コンテンツ-辞書で調べると
コンテンツとはそもそも、何でしょう。何かしらの内容だったり、表現物だったりというのが、一般的に考えられるものではないでしょうか? 辞書で調べてみると、
「1 内容物。中身。2 書籍の目次。3 インターネットやケーブルテレビなどの情報サービスにおいて、提供される文書・音声・映像・ゲームソフトなどの個々の情報のこと。デジタルコンテンツ。」※1
と、出てきます。やはり、何かしらの中身ということのようです。逆に”中身”ということは、それに対する、外身、外装、ガワがあるということですね。この、外身、外装、ガワは一般的な解釈としては”メディア”ということになると思います。映像コンテンツとDVD(ディスク)。30秒の映像とCM枠などでしょうか。フォーマットと言い換えてもいいのかもしれません。コンテンツとメディアの話は、再度、詳しく触れたいと思います。
広告業界に身を置く我々の視点では、もう少し別の、狭義の意味合いもコンテンツにはあると思います。何かしら人々の興味を惹き、注目を集めるという機能、それを見たり、聞いたり、手にしたりすることに対しての金銭的な対価を発生させる機能をもつ”何か”であるということです。そして、それは金銭的な価値を発生させるということもあります。
狭義のコンテンツ
次回に向けて
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