プロモーション スタートアップ 効果検証 2023.01.13
広告会社に「広告の相談」をしてはいけません!広告で損をしないための二つの方法(前編)

目次
はじめに
広告会社に「広告の相談」をしてはいけません!

はじめに

中小企業、並びにスタートアップ企業の経営・マーケティング担当の皆様、はじめまして。
関西ソリューションデザイン室の平川と申します。

まずは私の略歴からご紹介をさせてください!

私は大学で統計学・計量経済学を専攻し、2005年に朝日広告社に入社いたしました。
入社後は、化粧品・健康食品・家電・人材派遣・不動産・旅行・クレジットカード、さらには福利厚生や建築資材といったB2Bなど、実に300社を超える企業をご支援してきました。

ご提供してきたソリューションは様々で、TVCMやデジタル広告の企画・制作・実施はもちろん、新製品開発・販売計画のご支援や、流通対策、企業のサステナビリティ推進まで、クライアント様のご要望に応じて幅広く対応させていただいてきました。

広告会社に「広告の相談」をしてはいけません!

さて、まだ広告を実施されていない中小企業・スタートアップ企業の皆様は、広告会社に対して、どのようなイメージをもたれていますか?

「テレビCMなど、広告の制作や枠を売っている会社でしょ?」
「ホームページを作る会社でしょ?」
「予算が数千万円単位でないと相談できないんでしょ?」

など、様々なイメージをお持ちかと思います。

私がまずお伝えしたいのは、広告会社は「予算が潤沢な、B2C企業の、広告を支援すること」だけではないということです。

しかし広告会社の価値、そして広告の役割を把握していないと、いざというときに結果を出せない広告会社を選んでしまい、無駄な広告費を投じてしまう可能性があります。

そこでこの記事を読んでくださっている中小企業・スタートアップ企業の皆様が、「広告で損をしないための二つの方法」というテーマを、二回に渡ってお話しさせていただこうと思います。

第一回目は、
広告会社に広告の相談をしてはいけない!
というお話しです。

「広告会社に広告の相談をしないで、いったい何を相談するの?」と、お思いの方もいらっしゃるかと思います。 後ほどしっかり解説してまいりますので、早速はじめていきましょう!

まず本記事を読んでくださっている企業様・ご担当者様は、何かしらマーケティングの課題を抱えられているのだと思います。

  1. 商品をもっと売りたい
  2. 売り場をもっと強化したい
  3. ブランド力・認知をもっと上げたい

・・・など

上記の課題を解決するために「TVCM(広告)をやりたい」と考えてくださっている皆様。
もしかしたらそこには大きな落とし穴があるかもしれません。

広告というのは「情報を広く告げる手段」であり、最終的な戦術・施策です。

つまり「商品を売りたい」「ブランド力を上げたい」という課題に対して、「TVCM(広告)」はほんの一つの「手法(HOW)」にしか過ぎません。

大事なのはその手前の「現状把握~戦略設計」。簡単に言うと、

  1. 「ビジネス課題解決(目的)」に向けて、
  2. 「誰に(WHO)」、
  3. 「何を伝えるか(WHAT)」

の設計です。
その設計ができて、最後の最後にTVCM・PRといった「手法(HOW)」があるのです。

高校生に商品を売るのに、新聞広告を実施しても効果は薄いはずです。 シニア層に商品を売るのに、TikTok で若手のインフルエンサーを起用した動画を流しても、やはり効果は薄いはずです。

「戦略」がないと、このようになってしまうのです。

ということで、皆様に改めてお伝えしたいこと。

広告会社に対して「TVCM(広告)をやりたい!」
と持ちかけてはいけません。

もちろん依頼をいただいた広告会社は喜んでTVCMプランを提案するでしょう。
「こんなタレントを使ったらバズりますよ!」
「この期間で2,000GRP(延べ視聴率)を打てば、これだけ認知率が上がりますよ!」
「コストは数千万円ほどですね!」
・・・
こんな話を初回の商談でする広告会社とのお取引には、十分ご注意ください。

ではどのように相談をすればよいかというと、
広告実施を目的とせず、
「ビジネス課題(例えば生産性の向上・ブランド力の強化・人材の育成など)を伝え、
どうすればそれを解決・改善できるのか?」

を聞いてみてください。
再三になりますが、大切なのは「現状把握~戦略設計」です。

広告会社にお話しをした際、
「課題についてもう少し深く聞かせてください。」
「売上構成はどうなっていますか?」
「今はどのようなお客様にご支持いただいていますか?」
・・・
といった、状況・課題を細かく、そして誠実に知りたがる会社を選び、その会社にしっかり戦略の設計を手伝ってもらってください。

ただし戦略設計の全てを広告会社に委ねてはいけません。あくまで手伝ってもらうのです。
自身でもできる範囲での分析を行い、仮説を持ち、戦略を「一緒に作る意識」を持っていないと、結局言われるがままになってしまいます。

私もこのケースにもよく遭遇しました。
全てを広告会社に委ねた結果、「広告会社のノウハウと実績で・・・」というブラックボックスの中で設計された広告計画で、本当にそれが効果的・効率的なのか分からないまま広告を実施。
結果、全く成果が上がらなかったというご相談をよく受けます。

ぜひ皆様は広告会社と一緒に現状把握・課題設定を行い、「誰に」「何を伝えるか」を定めてみてください。さすれば自ずと効率的・効果的な「手法(戦術・施策)」が導き出されてくるはずです。

皆様が良いパートナーと出会え、非効率・非効果的な広告に投資しなくなることを願っています。

いかがでしたでしょうか?
初回となる今回は「広告で損をしないための二つの方法」の中から、「① 広告会社に広告の相談をしてはいけない」というお話しをさせていただきました。

次回はその後編として、「② はじめての広告にお金を使いすぎてはいけない」について、実例を交えながらお話していきたいと思います。

最後までご高覧いただきまして、誠にありがとうございました。

もし当記事でちょっとでも面白いな、ちょっと話しを聞いてみたいなと思ってくださった方。お気軽に当社にお問い合わせをいただき、「平川と話しがしたい」とお伝えください!

皆様とお話しができることを心より楽しみにしております。

  1. 所属等は執筆当時のもので、現在とは異なる場合があります。
  2. また記事中の技術、手法等については、今後の技術の進展、外部環境の変化等によっては、実情と合致しない場合があります。
  3. 各記事における最新の動向につきましては、当社までぜひお問い合わせください。

著者プロフィール

プロフェッショナルズプロデューサー平川 慶一(ひらかわ けいいち)

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