ウェルビーイング調査レポートの概略
ASAKOでは、OECDの「より良い暮らし指標」などを参考に、独自の「60のウェルビーイング指標™」を開発し、多角的な視点から生活者のウェルビーイングを分析しています。
調査目的:
- 生活者の幸福度および、日常生活の様々な領域における充足度を定量的に把握すること。
- 性別、年代別などのセグメントにおける「未充足課題」を特定し、企業のマーケティング活動に活用できるインサイトを提供すること。
調査概要
- 調査手法:インターネット
- 対象者:20~80代の男女、全国(性年代での均等割付)
- サンプルサイズ:2,800ss
- 調査実施日:2024年11月22日~2024年11月25日
「60のウェルビーイング指標™」の概要:
ASAKOの「60のウェルビーイング指標™」は、以下の4種の主要領域と、各領域における3種の要素、さらに各要素に紐づく5指標で構成されています。
60のウェルビーイング指標™
この多層的な指標を用いることで、表面的なニーズだけでなく、生活者の深層心理にある「よりよく生きたい」という根源的な欲求を可視化し、企業のビジネス戦略に新たな価値をもたらします。
60のウェルビーイング指標™における充足度の詳細
以下に、主要な分析結果の一部をご紹介します。各指標の充足度を詳細に分析すると、以下の傾向が見えてきました。
「自分自身」領域(心、身体、生き方・余暇)
60のウェルビーイング指標™(心、身体、生き方・余暇)
全体では「日常生活の中で自分の時間が取れている」「日常生活の中で適度に息抜きや気分転換が出来ている」「健康的な食事が摂れている」が上位にランクインし、充足度が高い傾向にあります。
一方で、「身体に不調を感じるところが無い」「将来の目標がある」「自分の望む生き方が出来ている」といった項目は充足度が低い傾向にあります。
また性別で見ると、女性よりも男性の方が「自分の望む生き方が出来ている」の充足度が低いという傾向もでています。
「自身の経済・成長」領域(お金、学び、仕事)
60のウェルビーイング指標™(お金、学び、仕事)
「職場の人間関係は良好である」が49.7%と最も充足度が高い一方で、「将来のキャリアビジョンが描けている」は20.5%と低い水準に留まり、前年と同様の課題が浮き彫りになりました。
男女差では、「貯蓄や投資についての知識がある」で女性の充足度が12.9pt低く、男性との差が顕著です。これは、女性の金融リテラシー向上へのニーズが高い可能性を示唆しています。
逆に「職場の人間関係は良好である」では女性が男性を12.7pt上回り、女性が職場での人間関係を重視している、あるいは良好な関係を築けている傾向が見られます。
「生活環境」領域(安心・安全、暮らし、住まい)
60のウェルビーイング指標™(安心・安全、暮らし、住まい)
「住まいの周辺に緑や公園がある」「スーパーなど日常の買い物施設が周辺に揃っている」「リラックスできる住まいである」が上位にランクインし、生活環境面での充足度が高いことがうかがえます。
しかし、「防災対策をしている」「防犯対策をしている」といった防災・防犯に関する項目は充足度が低く、この分野における課題が明らかになりました。
性別では、全ての指標で男性の充足度が女性を下回る結果となり、男性の方が生活環境への不安や不満を抱えている可能性を示唆しています。
「周囲との関わり」領域(地域・社会、他者、家族)
60のウェルビーイング指標™(地域・社会、他者、家族)
「家族との関係は良好である」「友人がいる」「家庭以外で普段接している人との関係は良好である」が60%台で上位を占め、人間関係の充足度が高いことが分かります。
しかし、地域・社会要素の指標、特に「ボランティア活動をしている」は14.4%と極めて低い水準にあります。
男性は女性に比べ、「困った時に相談できる人がいる」(22.8pt差)、「身近に気軽に話せる人がいる」(19.6pt差)、「友人がいる」(19.4pt差)など、他者との関係性における充足度が低い傾向にあります。これは、男性の孤立化やコミュニケーション不足といった社会課題の深刻さを浮き彫りにしています。
ASAKOが提供する2つのウェルビーイングソリューション
ASAKOは、「ウェルビーイング調査レポート」で培った知見と独自の「60のウェルビーイング指標™」を基盤に、企業のマーケティング活動とウェルビーイングを繋ぐ2つのソリューションを提供しています。
ASAKOウェルビーイング エンゲージメント™
独自の「60のウェルビーイング指標™」を活用し、ターゲット顧客の深層心理にある「よりよく生きたい」という根源的な欲求を多角的に調査・分析します。従来のデモグラフィック情報では捉えきれなかった顧客の未充足領域や関心領域を数値化・可視化することで、具体的なマーケティング戦略やコミュニケーション施策へと繋げます。
ASAKOウェルビーイング アイデアソン™
「ASAKOウェルビーイング アイデアソン™」は、ASAKO独自開発の「60のウェルビーイング指標™」を活用し、企業の複雑な課題に対し、生活者の深層心理やニーズを可視化するワークショップ型ソリューションです。貴社のチームが主体となり、「60のウェルビーイングカード」とマンダラチャートを使い、ウェルビーイングの視点から革新的なブランド戦略やビジネスアイデアを創出します。
FAQ :よくあるご質問
Q1: 「ウェルビーイング調査レポート」はどのように活用できますか?
A1: 本レポートは、ヘルスケア、ウェルビーイング関連商品・サービスを提供する企業様にとって、ターゲット顧客の未充足ニーズやインサイトを把握し、商品開発やマーケティング戦略に役立てていただけます。
Q2: 「60のウェルビーイング指標™」は、どのような業種・業界で活用できますか?
A2: 消費財、サービス、不動産、ヘルスケア、ITなど、幅広い業種・業界で有効です。顧客や従業員の「よりよく生きたい」という普遍的な欲求に寄り添うことで、あらゆるビジネスに新たな価値創造の機会をもたらします。
Q3: 調査対象の属性(性別、年代など)はカスタマイズ可能ですか?
A3: はい、可能です。ASAKOウェルビーイング エンゲージメント™やASAKOウェルビーイング アイデアソン™では、貴社ターゲットに合わせた性別、年代、居住地、ライフスタイルなどの細かな設定に基づいた追加調査を実施し、よりパーソナルなインサイトを提供します。
Q4: ウェルビーイング施策の導入から効果が出るまでの期間はどれくらいですか?
A4: 期間は貴社の課題や施策の規模によって異なりますが、ASAKOのソリューションは短期間でのインサイト抽出とアイデア創出、そして中長期的なブランド価値向上を目指します。詳細については、無料相談にて具体的なケースでお話しさせていただきます。
ASAKOの「ウェルビーイング調査レポート」とそれに付随するソリューションは、現代企業が直面する複雑な課題に対し、顧客と従業員の真の幸福を追求するという新たな視点を提供します。
「ウェルビーイング調査レポート」では、本レポートに掲載した「60のウェルビーイング指標™」以外にも、「20のサステナブルキーワードの認知度・共感度」「生活者の幸福度」「自己肯定感」「幸せの阻害要因」などウェルビーイングに関連する様々な項目を定点観測しております。また、ご要望に応じて性・年代別のクロス集計なども可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
ASAKOは、これからも「60のウェルビーイング指標™」を深化させ、企業と生活者が共に「よりよく生きる」社会の実現に貢献してまいります。本レポートが貴社のビジネス成長と社会貢献の一助となれば幸いです。ぜひ、詳細資料のダウンロードや無料相談をご活用ください。