自分の能力を活かしてさまざまなことにチャレンジしたいクリエイターと、悩みを抱えている“食”の企業をマッチングし、課題解決をするプロジェクト。第1弾にイラ ストレーター杏耶さんと、和歌山県の梅干しメーカー紀州梅本舗の新商品開発をご紹介。  

「杏耶(あや)さん」×「紀州梅本舗」の新商品!

突然ですが、この2つの商品、めちゃくちゃ美味しいですよ! 

はちみつ梅のオリーブオイル漬
お茶漬け専用 にごりだし梅

「はちみつ梅のオリーブオイル漬」は、「食べるプレミアム調味料」がコンセプト!
そのまま食べても美味しいですし、和洋のアレンジレシピが無限大で、調味料としてもバツグンです。
一方、「にごりだし梅」は、「お茶漬け専用」がコンセプト。だしがたっぷりしみ込んでいるから、お湯を注ぐだけで、3秒で梅茶漬けができるという優れものです。

と、いきなり商品のアピールをしてしまいましたが、この2つは、私も関わって開発させてもらった新商品です。

これらの商品は、Twitterで22万人以上フォロワーがいる、食いしん坊の作家・イラストレーターの杏耶(あや)さんと、明治時代に和歌山県で創業された梅干しメーカー紀州梅本舗さんがコラボして開発した梅干しの新商品です。

「今までやったことがない新商品開発に挑戦してみたい!」という杏耶さんと、「梅干しの魅力を、紀州を飛び出して、もっと多くの人に知って欲しい!もっと若い人に味わって欲しい!」という課題を持っていた紀州梅本舗さんとが、相乗効果を発揮して、新しい価値を世の中に発信できた事例です。

ちなみに、2023年の2月と4月に発売されたのですが、発売してからすぐに売れ切れてしまい、急いで追加製造するなど、とても好評の2商品なのです。

「つながり」が生んだ、新商品開発の始まり

さて、この新商品開発プロジェクトは、どうやって始まったのか?
それは杏耶さんの、こんなツイートがきっかけでした。

引用元:https://twitter.com

この梅干しを使ったレシピ投稿に、もともと杏耶さんのファンだった紀州梅本舗のご担当者様がリツイートで応えます。

引用元:https://twitter.com/

杏耶さんと多くの仕事をしており、彼女のポテンシャルを理解していた私たちASAKOは、このやり取りを見て、両者を引き合わせることに。SNSを通じたつながりから「梅干しの新たな可能性を作り上げる新商品開発プロジェクト」が始まったのです。
(もちろん、両者のご意向を確認のうえ、引き合わせをしました)。

色々なことをやりたいクリエイターおよび企業は、SNSはもちろん、さまざまなところに、つながりチャンスがあるという良い事例かなと思われます。
皆さまも、いま一度、SNSなどにチャンスが無いか見直してみるのも良いかもしれません。

主役は、クリエイターと企業である!

では、そもそも、この2商品は、どうやって作られたのか?
杏耶さんが、「杏耶の梅らぶ日記」という連載をしていたのでその一部を抜粋しつつ、簡単にご説明します。
(詳細については、もし機会があれば、また別のタイミングでのご説明を検討しています)。

基本的には4P(Product、Price、Place、Promotion)を意識しつつ、杏耶さん、紀州梅本舗さん、ASAKOが一丸となって、一生懸命考えて、助け合いながら作る!ということをやりました。
(めちゃくちゃ当たり前のこと言っていますが……)

まずはじめに、梅や梅干しのことを知らないので、杏耶さんとASAKOチームで和歌山へ行き、紀州梅本舗さんの梅畑や梅干し工場を、見学・取材させていただきました!

 

紀州梅本舗のご担当者様が、とてもお話が上手で、非常に楽しく梅干しのことを、ひいては和歌山県のことを学ぶことができました。
(中田さん、色々なお話、ありがとうございました!)

続いて、みんなでアイデア会議!このような場面でのアイデア出しをあまり経験されたことのない紀州梅本舗の皆さんでも、アイデアを出しやすいように、アイデア開発のフレームワークを用いたワークショップを開催。杏耶さんと紀州梅本舗の皆さんから、本当に面白いアイデアがたくさん出てきました!

その後、「このアイデアが良さそう!」というもの選び、紀州梅本舗さんが試作品をバシっと製作。その試作品をみんなで試食しつつ、どんなアレンジレシピができるかを検討。

そして最後に、それぞれのネーミング、パッケージデザインを開発し、いざ発売へ!

と、このように商品を開発していったのですが、ASAKOが意識していたのは、クリエイターである杏耶さんと梅干しメーカーの紀州梅本舗の皆さんが、お互いの強みを最大限発揮できる環境をつくることです。

例えば、先述しましたが、杏耶さんはもちろん、紀州梅本舗の皆さんたちがアイデアを出しやすいように、アイデア開発のフレームワークを準備し、ワークショップを開催することで、どちらか一方では思い付かないアイデア発想を促しました。

また、商品パッケージのデザインは、紀州梅本舗のご担当者様からご紹介してもらった和歌山県のデザイン制作会社と一緒に開発。初めて仕事をする杏耶さんとデザイナーさんが円滑に仕事を進められるように、間に入ってサポート。ASAKOは、クリエイターと企業を主役にしつつ、関係者が常に最大限の能力を発揮できるように、動きました。

「クリエイター」と「企業」をつなげるASAKO!

さて、この「杏耶さん」×「紀州梅本舗」の新商品開発の事例を通じて、お伝えしたかったことは何なのか?

それは、クリエイターと企業が出会うことで、そこに新しい価値が生まれる大きなチャンスがある、ということです。

下の図をご覧ください。

美味しいふるさと再発見プロジェクト

そして、このASAKOの強みをもとに、「食」をテーマにした社会貢献プロジェクトを立ち上げました。それが、「美味しいふるさと再発見プロジェクト」。

 

このプロジェクトは、「もっと新しいことをやっていきたい!うちの土地の美味しいものをニッポンに、いや、世界にもっと発信したい!」という企業の課題を、「もっと色々なことにチャレンジしたい!」という才能あふれるクリエイターたちが、一緒になって考え、作り、発信して、解決するというものです。
そして、我々ASAKOは、それぞれの強みが最大限発揮できるように、全力でサポートします。

ニッポンには、その地域特有の食材や食文化が数多くあります。
しかし、それはとても美味しく魅力的なものであるにもかかわらず、多くの人に食べてもらう機会や、その地域以外の人たちに知ってもらう機会が、減ってきてしまってはいないでしょうか。
埋もれつつある美味しいふるさとを再発見し、世界に広げていくことで、関わる人たちみんなが幸せになる、みんなが達成感を抱けるビジネスを生み出していくことを、このプロジェクトでは目指しています。

プロジェクトにご賛同いただける、クリエイターおよび、企業の皆さん。
何か面白いこと、新しいことを、私たちと一緒にやってみませんか。

この記事で言及しているクリエイターとは、「食」をメインにした下記のような方々をイメージしております。

  • 漫画家・イラストレーター・フードコーディネーター
  • 栄養士、管理栄養士(レシピ開発)・料理研究家・フードスタイリスト・カメラマン
  • インフルエンサー・調理師、料理人・美食家、食べ歩きマニア・デザイナー

etc

お問い合わせはこちら
「美味しいふるさと再発見プロジェクト」事務局
senryaku-bt@m.asakonet.co.jp

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著者プロフィール

福島 裕介

福島 裕介 (ふくしま ゆうすけ)

AIイノベーション推進局

総合広告代理店を経て、2018年中途入社。

コピーライター、クリエイティブ ディレクターとしてさまざまな広告表現を制作。クリエイティブのデジタルシフト化を見据え、上級ウェブ解析士の資格を取得。
現在、DXデザイン開発チームにて、「表現をつくる」から「体験をつくる」へ。をコンセプトに活動。
テクノロジーを活用したクリエイティブ開発や、デザイン思考・サービスデザインなどをベースにした、商品開発、新規事業開発の支援、ユーザー体験(UX)設計を担当。
JAAA懸賞論文において「脱・パワハラ流クリエイティブ開発」を発表。ファイナリストに選出され、新しいクリエイティブ開発やチーム運営の手法に取り組んでいる。

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