「サンダーバード・キャットツアー」という独創的なサステナブル・ツーリズム
豪雪地帯として知られる新潟県妙高高原で、独創的なキャットツアーサービスをスタートさせたライアン・ドナルド・マークさん。ライアンさんは、今からおよそ8年前に妙高高原のパウダースノーに惹かれて北米から移り住んできた。そんな彼が始めた事業が観光資源を再利用して磨き上げた「サンダーバード・キャットツアー妙高」というユニークなサステナブル・ツーリズムである。豪雪地ならではの妙高高原の上質なパウダースノー環境の利点を最大限に活かしながら、かつての観光資源の再利用に着目したツアー事業で、今現在、妙高高原のパウダースノーを楽しむコアなスキーヤー・スノーボーダーのインサイトやスノーアクティビティをやらない観光客のニーズにも沿ったプランも用意して、ターゲット毎に魅力的なスノーツアーに仕立てなおして、新しい価値を見出してデビューさせたものだ。私は、ライアンさんの熱意と少し強引でポジティブな人間性、更にスノースポーツへの価値観に惹かれ、このプロジェクトのマネージャーとしてライアンさんに寄り添いながら本事業の支援に携わった。
ユーザー志向や目的毎に開発した3つのツアープラン
コロナ禍を経て、インバウンドを迎えることができるシーズンへ
このプロジェクトの実施にあたって、2021年国土交通省管轄の観光庁が公募する補助金を活用した。「誘客多角化などのための魅力的な滞在コンテンツ」造成実証事業に企画立案して申請し、採択された事業である。有志で集まったプロジェクト・メンバーが中心となって、山岳ガイド、自治体、観光局、専門媒体、有識者などの関係人口を派生させ、綿密に計画してツアー実施に向けて取り組んできた。ファムトリップ、テストマーケティングを繰り返し行って、アンケート調査から得られたデータを考察し、実際のツアーコンテンツへとフィードバックした。2022年1月からの実装に向けて準備してきたが、新型コロナウイルスの影響によってインバウンドは途絶え、国内におけるスノーキャットツアーの集客活動も苦戦を強いられた。
2022-2023シーズンにおいては、世界各国のコロナ情勢も変わりつつあり、円安等も影響して世界における日本への観光需要や観光コンテンツへの感心は高く、インバウンド復活の兆しを予感させる。今シーズンこそ、ライアンさんが魂を込めて創出した独創的なスノーキャットツアーサービスに一人でも多くのユーザーが体験し、豪雪地ならではの新潟県妙高高原の魅力を存分に楽しんで頂きたい。
出典:STEEP「妙高高原で新しく始まるスノーキャットツアーサービスを、いち早く体験してみた」(2021.03.05)(https://steep.jp/mountain/28658/)マウンテンハードウェア契約アスリートを招聘して実施したテストツアーの様子
出典:with outdoor by Columbia sportswear「クラシックな雪上車で行く!新感覚の妙高スノーキャットツアーの魅力とは? 〜プロスノーボーダー&登山ガイドの水間大輔さんに聞く〜」(2021.11.17)(https://withoutdoor.jp/mizumadaisuke-snow-cat/)
https://thunderbird-guides.com/
問い合わせ
myoko.thunderbird.guides@gmail.com
Thunderbird Cat Tour at Panorama, Myoko
https://vimeo.com/517947102
Thunderbird Cat Tour in Sasagamine, Myoko
https://vimeo.com/517953297
Movie : Ebis Films
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