ウェルビーイング サステナビリティ ヘルスケア 2023.03.31
「ASAKO WOMAN EMPOWERMENT」始動!もっと女性を応援したいと思う有志メンバーが“自発的に楽しく“を合言葉に活動

目次
「ASAKO WOMAN EMPOWERMENT」プロジェクト始動の背景
「ASAKO WOMAN EMPOWERMENT」の目指す姿と方針
「ASAKO WOMAN EMPOWERMENT」有志で集まったプロジェクトメンバー紹介
キックオフとなる活動~ジェンダード・イノベーションEXPO2023にて~

「ASAKO WOMAN EMPOWERMENT」プロジェクト始動の背景

私たちASAKO WOMAN EMPOWERMENT(以下省略「AWE」)は全員が会社勤めをしておよそ15年以上のキャリアを持っています。社内でもベテランの立ち位置、時にはリーダー的なポジションとしてさまざま課題に取り組み、日々せっさたくましているのですが、そんな日常の中で時々よぎる疑問があります。「女性が働きやすい企業ってどんなところだろう?」「働く女性が生きやすい環境や社会ってどんなだろう?」ということです。周りの仲間や同世代の女性社員とも何度も話したりしてきましたが、結論に至っていません。このテーマの追求は、振り返れば就職活動をしていた頃からいまだに私の心の中に居続けているように思います。社会人生活として折り返し地点を迎え、なかなか難しいこんなテーマだからこそ、独自の調査やインタビュー、座談会などを通して、より多くの人たちと交流し、企業の方々と深く考え、取り組んでいきたいと思っています。
また、日本はジェンンダー・ギャップ指数が146か国中116位※1※2となっていることからも、日本において女性活躍は他国に比べてかなり遅れていると言わざるを得ない状況です。人生100年時代と言われる中で、より女性がウェルビーイングになれる社会の実現に向けて、働く女性の悩みや課題を解決する新しいプロジェクトを始動して、私たち女性メンバーと女性への理解を深めたい男性メンバーで「自発的に楽しく」を合言葉に活動していきたいと思っています。

「ASAKO WOMAN EMPOWERMENT」の目指す姿と方針

私たちAWEは「すべての女性が、ジェンダーを意識することなく、個性や能力を活かして活躍できる。それがごく自然なことである世の中にしていきたい」。そんな価値観に共感したメンバーが集まって活動しています。ある人はキャリアを求め、また別の人は無理をしないワーク・ライフバランスを意識したサステナブルな人生を求める。千差万別、求めるスタイルやライフプランは人それぞれだからこそ、日常のあらゆるシーン(職場、家族、友人との関係)の中で、性差を意識してしまうものです。目指す姿と今のギャップに違和感を抱えている多くの女性たちと、その女性たちを応援してくれている男性たちのために、同じ志のメンバーが社内横断的に自発的に集まり、新プロジェクトを始動しました。これからの私たちの活動を通じて、同じ想いを持つ皆さまや企業さまにも参加していただきながら、働く女性と企業・ブランドの架け橋となり、ウーマン・エンパワメントを推進していくことを目指しています。
ASAKOならではの独自のソリューションを活用しながら、女性のエンパワーメントに向けた取り組みにご期待ください。

「ASAKO WOMAN EMPOWERMENT」有志で集まったプロジェクトメンバー紹介

バックグラウンドも年齢もバラバラのメンバーが、一つ想いで集まりプロジェクトを結成しました。メンバー全員からのメッセージをここでご紹介させてください。

経営戦略センタービジネス戦略チーム|上田 睦子
2018年4月40代、50代女性応援プロジェクトAging Gracefully(エイジンググレイスフリー)を立ち上げました。加齢に対する新たな価値観「わたしらしく生きる」を浸透させたいと活動しています。前向きに年齢を重ねるヒント①母でも妻でもない、を大切にする。②今さらを今こそに。③構えないでまずはたしなんでみる。④楽をすることは知恵を得ること。⑤小さな幸せを口にしてみる。⑥自分の物差しを持っていていい。他人の物差しを認められるから。というように日本中のミドル女性がもっと生きやすい世の中になるためにがんばります!

第三営業本部営業7局2部|荒井 貴子
広告業界という華やかな世界に憧れて、働き始めてはや20年以上が経ちました。入社当時は「結婚」や「出産」は自分の人生にはおそらく関係ない事だろうと思っていました。どちらかと言えば、仕事が楽しい!夢中になれる!と感じていたからです。でも、30代に入った頃から、周りの友人たちの生活の変化に合わせるように私自身も変化して、いつの間にか2児の母になりました!
「産休」→「育休」→「会社復帰」→「産休」→「育休」→「会社復帰」と、とにかく30代は忙しかったのですが、こうしてまた40代もフルタイムで働けるようになったことや、変わらず活躍できる場があることに感謝するとともに、時代の変化を感じています。
でも、まだまだ日本は変われると思います。男女格差後進国のままではいられない(いたくない)。そう思いませんか。女性・男性の区別なく、それぞれが尊重し合い、活躍できる社会の実現に向けて、AWEのメンバーとともに、楽しみながら活動していきます。

アカウントエグゼクティブ|吉川 さやか
男女雇用機会均等法が1986年に施工されて37年。私は2001年入社で均等法第二世代です。育休も積極的に取得し、2児の子どもの母ですが、この世代の抱える女性活躍の壁は想像以上に厚く高いです。育休復帰のキャリア問題、出世問題、また仕事だけではなく、育児、家事と女性の負担は山積みです。近年やっと男性の育休取得促進で少し女性が抱える環境が変わりつつありますが、女性がキャリアを維持しながら働いていくにはそれ相当の覚悟と意地でやっている方が多いのではないでしょうか。それでも働くということは、やはり社会で働き、価値のある仕事ができることに喜びを感じることがあるからでしょう。私は女性の良いところは、相手の意見を聞き入れながらうまく調和しながら進められるところだと思います。女性の抱える悩み、課題を共有し、共に共感し合えるようなプロジェクトを皆さま一緒に作り発信していく予定です。AWEは同じ価値を持った人同士、企業間の垣根を取っ払って女性が輝ける新たな価値創造を立ち上げていけたら大変うれしいです。

プランナー サステナラボ研究員|浅野 優子
20代、30代と男性が中心の業界・商材に長く携わり、「女性だから」と言われないようがむしゃらに働いてきました。しかし、病気になったことをきっかけに、自分の働き方・生き方の価値観が大きく変わりました。2021年からはサステナラボ®に参画し、ウェルビーイング調査に関する様々な調査を通じて“一人一人よりよく生きる”について研究しています。人生は一度きり!もっと自由に楽しく幸せに。一人ひとりが思う「幸せ」を実現できるよう、プロジェクトを通じて応援していきたいです。

第3営業本部 営業第6局1部|齊藤 雅之
「世の中の働くお母さんを少しでも応援していきたい。働くお母さんにエールを!」
私自身5歳の息子がいて共働きをしているわけですが、育児に、仕事に、家事に、日々奮闘するパートナーを横目で見ていると本当に感謝の連続で、時としてスーパーマンだなと実感します。世界中でウーマン・エンパワーメントを尊重して推進する活動や価値観が定着してきている中で、私自身も何か具体的にアクションを起こしたいという想いからこのプロジェクトを企画しました。プロジェクトを通じて、日本の働くお母さんを少しでも支援できるような取り組みができればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。このようなメンバーで、まずは始動します。メンバーは随時募集中です!ぜひご賛同いただける方々や企業さまがいらっしゃいましたら、私たちにお声がけください。

キックオフとなる活動~ジェンダード・イノベーションEXPO2023にて~

2023年2月、東京ビッグサイトで開催された「ジェンダード・イノベーションEXPO2023」に登壇・ブース出展しました。3日間にわたって開催されたこのEXPOでは、性差に着目した女性ヘルスケア製品が集まる展示会エリアと、男女の差に着目したビジネスヒントをさまざまテーマで発信するビジネスカンファレンスエリアに分かれ、大盛況のうち幕を閉じました。
ASAKOは展示エリアにAWEのブースを3日間連続で出展。たくさんの企業の皆さまにお会いするとともに、私たちの取り組みを直接ご案内することができました。

  1. 予防医療に関するヘルスケアドライバー
  2. 更年期を幸年期にするカードゲーム
  3. 40・50代女性を応援するエイジンググレイスフリープロジェクト
  4. ジェンダード・コミュニケーション事例
  5. 60のウェルビーイング指標を用いた調査レポート

また、EXPO最終日には我々AWEメンバーも登壇し「男女差を考慮したコミュニケーション戦略とは?~広告表現例と予防医療行動を促すインサイト~」というテーマで皆さまへASAKOならではの情報を発信させていただきました。コミュニケーションにおけるジェンダーバイアスが問題視される昨今ですが、一方でヘルスケア業界などでは、生物学的性差に考慮した商品の必要性も高まり、女性・男性それぞれに適切なコミュニケーションが求められる時代になりました。ジェンダーバイアスに陥らないためのコミュニケーションのポイントや、独自の調査結果をもとにした健康行動を促すヘルスケアドライバーは引き続きより多くの企業さまにご案内したい内容です。
ジェンダード・イノベーションEXPO2023でのAWE初めて活動が盛況のうちに終了できましたのもご協力いただいた皆さまとお立ち寄りいただいた企業さまのおかげです。今回出会うことができました方々との取り組みは、また改めて情報発信させていただきます。AWEの活動にご期待ください。

  1. 所属等は執筆当時のもので、現在とは異なる場合があります。
  2. また記事中の技術、手法等については、今後の技術の進展、外部環境の変化等によっては、実情と合致しない場合があります。
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著者プロフィール

プロフェッショナルズ第三営業本部 営業7局2部荒井 貴子(あらい たかこ)

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