ブランド戦略・パーパス・サステナビリティ
2025.11.03
ブランディング支援会社 東京・大阪|ASAKOが提案する「感情移入型パーパスブランディング」とは? 経営・組織・人材・顧客を動かす秘訣
本記事の要約
ASAKOは東京・大阪を拠点に、経営・組織・人材・顧客を動かすブランディング支援を行う広告会社です。
ロゴや広告などの表層的なデザインにとどまらず、企業の存在価値(パーパス)を軸に、社員の誇りと顧客の感情移入を生み出す“感情移入型ブランディング”を提供しています。
ブランドを「伝える」だけでなく、「動かす力」に変えることで、企業の持続的成長と社会的価値の両立を実現します。
目次
なぜ今、ブランディングが必要なのか?企業が直面する課題とブランディングの進化
かつてブランディングといえば、「ロゴを刷新する」「広告で世界観を伝える」――そんな“見せ方の活動”にとどまっていました。
しかし、いま企業が直面している課題は、そのはるかに深いところにあります。
- 市場が成熟化し、商品やサービスの違いだけでは選ばれなくなった。
- 採用難の中で、働き手は“この会社で働く意味”や“働く誇り”を重視するようになった。
- ESG経営や人的資本経営の広がりにより、社会は企業に「何のために存在するのか(パーパス)」を問うようになった。
このような変化の中で、ブランディングはもはや“印象を良くするための活動”ではありません。
ブランディングとは、企業が「なぜ存在し、どんな価値を社会に生み出すのか」を軸に、経営・組織・人材・顧客が一体となって動くカルチャーをつくることなのです。
ブランドを中心に、経営戦略、組織文化、人材育成、顧客体験のすべてがひとつの目的(パーパス)に向かって連動していく。その「動くための設計図」を描くことこそ、いま求められるブランディングの本質です。
◎ ASAKOが考える感情移入型のパーパスブランディング
ASAKOは東京・大阪を拠点に、ブランドコンサルティング・ブランドマーケティング・ブランドコミュニケーションの実行支援を行っている、伴走支援型の広告会社です。
北海道・東北(青森・盛岡・仙台・郡山)、中部(山梨・愛知)、関西(京都・神戸)など、地方企業への支援実績も多数あり、BtoB、BtoC、スタートアップまで、幅広い業種のブランド再構築を手がけています。
私たちASAKOが重視するのは、「論理」だけでは動かない、人の“感情”の力です。
- 社員がブランドに誇りを持ち、
- 顧客がそのブランドに感情移入し、
- 社会がその挑戦を応援する。
この“感情移入の連鎖”を生み出す原動力が、ASAKOの提唱する感情移入型パーパスブランディングです。
これは単なる広告でも、理念浸透でもありません。
社員・顧客・社会がブランドに共鳴し、行動したくなるカルチャーを意図的に設計する――
それが、ASAKOのブランドコンサルティングの中核となる考え方です。
◎ ブランドを「感情の仕組み」として再デザインする
ASAKOは、ブランドを単なるコミュニケーションの手段ではなく、経営・組織・人材・顧客を貫く“感情移入の連鎖”として位置づけています。
- 経営は理念を軸に意思決定を行い、
- 組織はその理念を行動で体現し、
- 社員は誇りを持って働き、
- 顧客はその挑戦に共鳴して選ぶ。
このように企業が内と外で一貫したストーリーを持てたとき、ブランドはもはや「広告」ではなく、企業を動かす力=経営の推進力となります。
ブランドが事業を動かし、事業が人を動かし、人が社会を動かす――それが、ASAKOが東京から全国に届けるブランドコンサルティングの形です。
ASAKOが考える「感情移入型パーパスブランディング」とは?
ブランディングの目的は、“見せる”ことではなく“動かす”ことです。
社員を動かし、顧客を動かし、そして社会を動かす。その中心にあるのが、ASAKOの考える感情移入型ブランディングです。
◎ 感情移入は「共感」ではなく「行動の引き金」
ASAKOが目指すのは、共鳴感情で終わらず、行動を生み出す感情移入です。
社員であれば「このパーパスを体現したい」、顧客であれば「このブランドを選び続けたい」と思えること。
つまり、感情が行動を生み出す仕組みをデザインすることが、ASAKOのブランドコンサルティングの核心です。
ASAKOではこの感情移入を、“論理 × 感情 × 体験”の三層でデザインします。
- 論理: 企業の存在価値(パーパス)を明確にし、共通の判断軸をつくる。
- 感情: ブランドの価値を「感情移入できる言葉」として形にする。
- 体験: 社員・顧客・社会がその理念を実際に感じられる場や行動としてデザインする。
この三層が連動することで、ブランドは単なるメッセージではなく、“人を動かす力”へと変わります。
◎ 感情移入を生む3つのデザイン領域
ASAKOは、ブランディングを「企業そのもの再デザイン」として捉えています。その実践は、次の3つの領域に広がります。
1.戦略デザイン
パーパスをブランド戦略と結びつけ、ブランドの方向性を再定義する。
2.組織文化・採用デザイン
社員がパーパスを“自分ごと”として行動できる文化をデザインする。
3.顧客・体験デザイン
ブランドを顧客体験として表現し、感じられる形にする。広告、デジタル体験、店舗、サービスなど、あらゆる接点で一貫した世界観を生み出す。
この3つの領域を同時に動かすことで、ブランドは経営の中核に組み込まれ、「感情移入の連鎖」で企業全体を動かす力となります。
◎ ブランドはビジネスのOS(Operating System)である
ASAKOは、ブランドを“見栄え”だけでなく、ビジネスのOS(Operating System)として再定義しています。
OSがアップデートされれば、アプリケーション(=戦略・制度・文化・施策)すべてが新しい思想のもとで動き出す。それと同じように、パーパスを起点としたブランドの再デザインは、事業全体を動かす原動力になります。
ASAKOのブランドコンサルティングは、このOSを企業の中に実装し、経営・組織・人材・顧客を一つの感情移入のストーリーで動かすことを目指しています。
感情移入型ブランディングのプロセス ― 経営・組織・顧客を動かす実装ステップ
ASAKOのブランディングは、「理念を掲げる」ことでは終わりません。
経営・組織・人材・顧客をつなぎ、ブランドが“動くカルチャー”として機能するまでを伴走します。
私たちはこのプロセスを、フェーズ0〜2の3段階で体系化しています。
単なる表層的なリニューアルではなく、企業の「らしさ」と「存在理由」を起点に、内と外の両輪を動かしていく――。
それが、ASAKOの感情移入型パーパスブランディングです。

◎ フェーズ0|準備 ― 目的と体制を整える
まずは経営陣や主要部門とのキックオフを行い、プロジェクトの目的・課題・スコープを明確化します。
経営・人事・広報・マーケティングなどの関係者が集い、「なぜブランディングを行うのか」「成功とは何か」を共通認識として整理。
ロードマップと役割分担を可視化し、全員が同じ方向を向けるように土台を整えます。この段階で、ブランディングを“自分ごと化”できるチームが立ち上がります。
◎ フェーズ1|自社の魅力を再発見する ― 「Do」と「Be」でブランドの本質を見出す
ブランドの再構築は、自社を見つめ直すところから始まります。
ASAKOでは、「Do(何をする会社か)」から「Be(なぜ存在するのか)」へ、を重視しています。
たとえば、ある企業が「浄水技術を提供する(Do)」企業であれば、その根底には「世界の人々が水問題で悩まなくてもよい社会を実現する(Be)」という、隠された想いがある。
このように、“Do”を“Be”に変換することこそ、ブランドの意志を明確化する第一歩です。
① 現状を見つめ直す
経営・社員・顧客インタビュー、PEST/3C分析などを通じて、現状の強みや市場のリアリティを把握します。
「私たちは今、何をどう届けているのか」を整理し、現状と向き合います。
② パーパスを描く
現状を踏まえ、「私たちは何のために存在するのか」を言語化します。
パーパスは企業の理念であると同時に、意思決定・採用・文化形成を貫く“中心軸”となります。
③ ブランドをデザインする
ASAKO独自のフレームワーク「ASAKO Brand PRISM」を用い、ペルソナ・価値提供・パーパス・ポジショニングなどを体系的に整理。
理念を「掲げる」ものから「動かす」ものへと変えるデザインを行います。

④ ステートメントで共有する
最後に、定義したパーパスを、胸を打ち、心が震える宣言文として磨き上げます。
スローガンやブランドステートメントを通じて、社員が誇りを持って語り、顧客が感情移入し、社会が共鳴する――。
ASAKOはその言葉のトーンやリズム、構造に至るまで、魂のこもった「企業の約束」としてデザインします。

◎ フェーズ2|インナー&アウターブランディング ― 「浸透」から「現場の役に立つ」へ
従来のインナーブランディングは、「ブランドの考え方を浸透させる」ことが目的になりがちでした。
その結果、現場は「また面倒なことが上から降ってきた」という受け止め方になり「やらされ感」があったのは否めない事実です。
そこでASAKOが提唱しているのは、「浸透させる」から「現場の役に立つ」へ、という発想の転換です。
ブランドは押し付けるものではなく、社員が
- 楽しめるもの
- 誇りに思えるもの
- 成果につながるもの
として、自ら“使いたくなる”状態をつくります。
① インナーブランディングの5ステップ
ASAKOのインナーブランディングは、パーパスを「わかる → 語れる → 誇れる → 役立つ → 連帯する」の5段階で実装していきます。

1.わかる化(理解)
パーパスが「記憶に残り、意識に昇る」状態をつくる。
2.語れる化(解釈)
パーパスを「自分の言葉」に解釈し、語れる状態をつくる。
3.誇れる化(共鳴)
パーパスが「誇り」に思える状態をつくる。
4.役立つ化(実践)
パーパスが業務に役立つ状態をつくる。
5.連帯化(共創)
パーパスが「組織全体の文化」へと広がる状態をつくる。
◎ フェーズ3|アウターブランディング ― 社内の熱量を社会へ伝える
インナーで生まれた“誇り”と“熱量”を社会に広げていくのがアウターブランディングです。
WEBサイト、動画広告、SNS、展示会など、外部の接点で一貫したブランド体験をデザイン。ここでも大切なのは、「伝える」ではなく「共鳴感情を生む」ことです。
社員のストーリーや顧客の声を起点に、“ブランドが社会とつながっていくプロセス”をデザインします。
◎ ブランドが文化となり、企業が動き出す
こうしたフェーズを経て、ブランドは“見せ方”を超えて、企業を内側から動かすカルチャーになっていきます。
経営が理念を軸に意思決定し、社員が誇りを持って動き、顧客がその挑戦に感情移入する――。
ASAKOのブランディングは、理念を「浸透させるもの」ではなく、現場の役に立ち、成果につながり、社会を動かす“感情移入の連鎖”として実装されていくのです。
ASAKO Brand PRISM Initiativeチーム紹介|誇りを生み出す伴走者

企業が変わる瞬間には、必ず「人」がいます。
理念を掲げるだけでなく、それを“動かす取り組み”へと変えるには、経営・組織・人材・デザインを横断して伴走できるチームが必要です。
ASAKOの「Brand PRISM Initiative」は、まさにそのために生まれた、部門横断型の専門チームです。
ビジネスプロデューサー、戦略ディレクター・クリエイター・メディアプロデューサーの各分野を横断するプロフェッショナルで構成されています。
ASAKOのブランディングは、感情を大切にしながらも、感情論に終わりません。
“なぜそれが感情移入を生むのか”“どう行動に変わるのか”を、心理学・組織開発・デザイン思考のフレームで整理し、実装可能な形に変換します。
たとえば、社員の「誇り」という感情を、従業員エンゲージメントや採用ブランディングのストーリーへ。
顧客の「感情移入」という反応を、ブランドエクスペリエンスのデザインとして体系化。
私たちは、企業の「内側にある誇り」を掘り起こし、それを「社会が共鳴するストーリー」へと翻訳する伴走者です。
東京・大阪を拠点に、全国のBtoB・BtoC企業、老舗、中堅企業、スタートアップまで、多様な企業のブランディング変革を支援しています。
ブランドは、感情でつながり、構造で動く。
ASAKO Brand PRISM Initiativeは、その両方を設計できる日本でも稀有なチームとして、企業と社会の未来をデザインしていきます。

FAQ|ブランディング支援・パーパス経営に関するよくある質問
ASAKOには、経営者・人事担当者・ブランドマネージャーの皆さまから、ブランディングやパーパス策定に関する多くのご相談をいただきます。
ここでは、特によくある質問とその回答をまとめました。
Q1. ASAKOと一般的なブランドデザイン会社の違いは何ですか?
多くのブランドデザイン会社は、ロゴやビジュアル、トーン&マナー、ホームページ制作など、ブランドを「どう見せるか」のデザインを中心に支援します。
一方で、ASAKOが取り組むのは、企業が「どう在るべきか」から出発するブランディングです。
私たちは、経営理念やパーパスを起点に、経営・組織・人材・顧客のつながりを再構築し、ブランドを「見せ方」だけでなく「動かし方」としてデザインします。
ロゴやスローガンをつくることがゴールではなく、社員が誇りを持ち、顧客が共鳴し、社会が応援したくなる――
そんな“感情が連鎖するブランド”を生み出すことが、ASAKOの役割です。
Q2. ASAKOと一般的なコンサルティング会社の違いは何ですか?
一般的なコンサルティング会社は、経営課題を「数字」と「戦略」で解決します。
分析や計画立案には強みがありますが、人の感情や文化をどう動かすかまでは踏み込みきれないことが多くあります。
ASAKOは広告会社として、経営の論理と人の感情をつなぐことを得意としています。
さらにASAKOは、戦略設計で終わらせません。
ブランドステートメントやビジュアルアイデンティティの開発、広告・映像・Webサイト・社内浸透ツールなど、クリエイティブ制作・発信までを一気通貫で実行支援できる体制を持っています。
Q3. どのような企業がASAKOのブランディング支援に向いていますか?
ASAKOは、経営変革や採用、従業員エンゲージメントに課題を抱える企業に多く選ばれています。たとえば、
- 中期経営計画の刷新にあわせて、企業ブランドを再定義したい
- 採用ブランディングを強化し、理念に共感する人材を集めたい
- 社内に理念を浸透させ、現場が主体的に動く文化をつくりたい
- BtoB企業として、社会における存在価値(パーパス)を明確にしたい
業種は製造業・IT・不動産・エネルギー・スタートアップなど多岐にわたり、東京・大阪を中心に全国で支援実績があります。
Q4. 中小企業や地方企業でも支援可能ですか?
もちろんです。
北海道・東北(青森・盛岡・仙台・郡山)、中部(山梨・愛知)、関西(京都・神戸)など、地域に根ざした中堅企業のブランディング支援実績も多数あります。
小規模でも「社員が誇りを持てるブランドづくり」を実現できます。
Q5. 費用や期間の目安を教えてください。
プロジェクトの規模によって異なりますが、標準的な期間は6〜9ヶ月、費用は800万円〜程度が目安です。
- 短期の「ブランド診断・方向性整理」は3ヶ月〜
- 中規模の「パーパス策定+インナーブランディング設計」は6〜9ヶ月
- 全社的な「ブランド再構築プロジェクト」は12ヶ月以上
ご要望に応じて、スケジュールや費用感はカスタマイズ可能です。
まとめ|ASAKOが目指す“誇りが満たされる社会”
ブランディングとは、単なる「印象を良くする活動」ではありません。
経営の意志、組織の文化、社員の誇り、顧客の共感――
これらが感情のレベルでつながり、一つのストーリーとして流れ始めたとき、ブランドは「存在価値」から「社会を動かす力」へと進化します。
ASAKO Brand PRISM Initiativeは、そんな変化をデザインする「誇りを生み出す伴走者」です。
経営、組織開発、採用、広報・マーケティングを横断し、企業の内側の“誇り”を社会の“共鳴のストーリー”へと展開していきます。
私たちが目指すのは、「人々の誇りが満たされる社会」。
数字や効率だけでなく、それを越えた“誇り”という力で企業が成長していく未来です。
企業の存在価値を、社会の希望に変える。
それが、私たちASAKOのブランディングの原点です。
【無料DL】ASAKO Brand PRISMソリューションガイド|パーパスを軸にしたブランド変革の全体像
ASAKOが独自開発した「Brand PRISM」は、
- 顧客に選ばれるブランドをつくる外部視点
- 従業員が誇りを持ち、行動に移せる内部視点
- 経済合理性と社会価値を両立させる戦略視点
を統合した、実践的なブランド変革フレームです。本資料では、Brand PRISMの全体像と設計プロセスを網羅的に紹介しています。

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「とりあえず話を聞いてみたい」「今のブランド戦略に不安がある」という方も、お気軽にご相談ください。